どんな構造の建物でも、何かしらのトラブルは付き物です。
しかし、トラブルの内容は構造によって異なるので、それぞれに起こり得るトラブルを把握しておく必要があります。
そこで今回は、
鉄骨造で起こり得るトラブルについて解説していきます。
▼騒音トラブル
鉄骨造は木造に比べて防音性が高いものの、やはり音が響きやすく騒音トラブルが多いです。
騒音でも、上下や隣の音が響く場合と、外の音が響く場合があります。
上下や隣の音が響く場合は、部屋の壁や床などに防音シートや防音タイルを貼ることで対策できます。
外の音が響く場合は、
外壁に防音性のある塗料を塗布するのが効果的です。
ただ、防音性は建物の構造に大きく関係しているので、全ての音を遮断するのは難しいでしょう。
▼雨漏り
鉄骨造に限らず雨漏りは発生しますが、
鉄骨造は柱や梁に鉄が使われているのでとくに水分は大敵です。
そのため、
外壁にはシート防水や塗膜防水が施されています。
これらのおかげで建物の防水性が保たれていますが、年月が経つにつれて劣化していきます。
そうすると効果が薄れて防水性も低くなってしまうのです。
雨漏りによって柱などが錆びると、建物全体の劣化が早まり寿命が短くなってしまうので、定期的なメンテナンスが必要です。
▼まとめ
鉄骨造に限らずどんな建物でもトラブルは起こりますが、
鉄骨造の場合はとくに防水性を維持することが大切です。
屋根や
外壁の防水性が低くなってきたと感じている方は、ぜひ弊社にご
相談ください。